知的財産ニュース 特許庁、2021年の知的財産情報を活用した創業プランコンテストを開催

2021年3月15日
出所: 韓国特許庁

授賞規模を増やし、フォローアップも盛りだくさん

韓国特許庁は、特許庁の公共データを活用してビジネスモデルを発掘する知的財産情報分野における創業を促進するために「知的財産情報を活用した創業プランコンテスト」を開催する。

特に2021年は、良質の課題公募を促進するために公募期間を延長(6週→ 8週間)し、(予備)創業者の関心を高めるために授賞者数と授賞規模を拡大する。

※(授賞者)2020年6チーム→ 2021年9チーム、(授賞規模)2020年1,200万ウォン→ 2021年1,600万ウォン

受付期間は3月15日から5月7日までであり、知的財産情報を利用した創業・事業化に関心のある国民なら誰でもKIPRIS PLUS外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから参加申し込みをすればよい。

参加者全員には、知的財産情報3ヵ月の体験チケット、韓国知識財産保護院の営業秘密原本証明サービスを無償で支援される。

特許庁は、1次書類評価(5月)、2次発表の評価(6月)を経て、計9チームに特許庁長賞(3チーム)、特許情報院長賞(6チーム)と褒賞金を支給する予定である。

受賞チームには賞状と賞金以外にも、最大5年間無料の特許情報を提供し、協力機関の創業支援事業のとの連携(※)も支援する予定である。

※科学技術部のK-ICT創業メンタリングセンター(2021年新規)、中小ベンチャー企業部の予備創業パッケージの加点など

さらに、最終選抜された優秀なアイデアには、行政安全部の公共データ創業プランコンテストの本選へ進出する機会が与えられる。

※2020年は、特許庁の最優秀賞受賞作を推薦し、行政安全部の大会で優秀賞を受賞

「2021知的財産情報を活用した創業プランコンテストの推進手順」 3月15日から5月7日:公募・広報、5月17日から5月18日:書面評価、6月17日:発表評価・授賞式、7月から8月:コンサルティング、7月から:フォローアップ

特許庁の関係者は、「知的財産情報サービス産業は、産業・経済価値が高いのにもかかわらず、まだ成長初期段階である」とし、「本コンテストを通じて有望な予備創業者を発掘して成長を積極的に支援する」と述べた。

詳細事項は、KIPRIS PLUS内の公告を確認するか、または特許庁の情報管理課(82-2-42-481-5137、3570)、韓国特許情報院のIP情報拡散チーム(+82-2-6915-1495、1423、kiprisplus@kipi.or.kr)にお問い合わせすることができる。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
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