知的財産ニュース 特許ビッグデータサービス、体験の場を開催

2020年11月9日
出所: 韓国特許庁

11月9日、国際特許情報フェア(PATINEX 2020)のオンライン行事を開催

特許ビッグデータを活用して、将来の有望な技術と市場の展望を分析する特許情報サービスを無料で体験できる行事が開催される。

韓国特許庁は、韓国最大規模の国際特許情報フェアである、「PATINEX(※)2020」を11月9日(月曜)から11月10日(火曜)まで、両日間オンラインで開催すると発表した。

※PATent INformation EXpo、2005年から開催

2020年のPATINEXは、「デジタルイノベーションへの道、特許ビッグデータから探る」というテーマで、韓国内外の約30社が参加し、それぞれ特化した知的財産権の情報分析サービスを披露する。

PATINEXのオンライン会場には、訪問者が気軽に観覧および体験できるように、「3Dのバーチャル展示館」を用意しており、会社別のサービスを直接利用することができ、リアルタイムの非対面相談を受けることができる。

「カンファレンス館」では、行事の初日に第四次産業革命委員会委員長の基調講演を皮切りに、ヤンジ病院長の新型コロナウォークスルーシステム開発に関する事例発表とIP情報サービス企業の新製品紹介が行われる。

二日目は、GOPIZZAの代表がスタートアップ成功事例について発表し、日本・米国・中国・欧州などの主要特許庁は、各庁の知財権行政における知能情報化戦略を提示する。

今回の行事は、ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認することができ、行事開催の期間中には、抽選で景品を提供する訪問者イベント、企業イベントも実施される。

また、行事が終わった後もウェブサイトを運営して、長期的に知財権サービス業の活性化に貢献する予定である。

特許庁の情報顧客支援局長は、「今回の行事で特許ビッグデータの有用性が広く知られることを望んでいる」とし、「現場に参加する負担のないオンライン行事であるため、興味のある国内外の多くの方々の参加を期待している」と伝えた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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