知的財産ニュース e-ラーニング・コンテンツ「特許情報調査、こんな時に必要」青年創業・就業支援

2020年3月12日
出所: 電子新聞

韓国特許庁の国際知識財産研修院が青年創業と就業支援のために、e-ラーニング・コンテンツ「特許情報調査、こんな時に必要」を開発してサービスを開始する。

一般人も簡単に特許情報を収集・分析し、就職や創業、新製品の開発などに活用できるようにするコンテンツである。

当プロセスは、大きく「青年編」と「中小企業編」に構成されている。

青年編は、関心のある分野の技術動向や就業を希望する企業の技術開発現況などを調査したい場合、特許情報を活用する方法を紹介する。

中小企業編は、特許情報を分析し、既存の特許を侵害せず空白領域の技術や周辺技術を利用して新製品を開発する戦略が盛り込まれている。

特許が初めての人のために日常生活でのさまざまな発明事例をウェブトゥーンやドラマ形式で説明しており、学生、中小企業の特許担当者にも大きく役に立つと期待している。

当コンテンツは、YouTubeで「特許情報調査、こんな時に必要」を検索するか、国家知識財産教育ポータルで誰でも無料で受講することができる。

特許庁の国際知識財産研修院長は「特許情報は、技術の重要な流れを把握して分析することにおいて、非常に重要な資源である」とし、「今後も就業や創業を準備する青年と新製品開発について悩んでいる中小企業の苦情を解決できる『相手の立場に立って考えたコンテンツ』を持続的に開発する」と述べた。

  • 本記事は、電子新聞インターネット社からの許諾を得て翻訳・掲載しています。

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