知的財産ニュース 「2019大田国際IPフェスティバル」開催!

2019年7月16日
出所: 韓国特許庁

7月16日、大田コンベンション・センターで「2019大田国際IPフェスティバル」開催

特許庁は、大田広域市と共同で7月16日、DCC大田コンベンション・センター(大田広域市儒城区)で、「Innovation Growth with Global IP Networking」のテーマで「2019大田国際IPフェスティバル」を開催すると明らかにした。

「2019大田国際IPフェスティバル」は、大田では初めて開催される地域知的財産フェスティバルとして、優秀発明品の展示・体験イベントだけでなく、知的財産セミナーおよびフォーラム、IP技術移転および技術金融支援相談など、多彩な特別行事が行われる地域最大の知的財産祭典である。

主要行事として、(1)創業企業(※)とのリアルタイムの現場質疑応答で隘路事項を聴取し、知的財産についての気になる点や不明点を解決する現場疎通の場の「特許庁長と一緒にIPトークショー」が開かれ、(2)知的財産に関する相談を希望する需要者と国内外の主要官民・団体所属の知的財産専門家がマッチングされる「パワーネットワーキング」には、約250人が参加して相互交流および綿密な相談により、実質的なビジネス関係を構築するとともに、これを基に問題解決につなげる予定である。

※忠清南道、忠清北道、世宗、大田地域の創業3年以内のスタートアップおよび創業ラボ企業家約50人参加

また、知的財産が国の政策および産業イノベーション戦略に及ぼす影響および役割について、国内外の知的財産専門家が議論する多様なセミナーおよびフォーラムが開催される。

さらに、韓国の知的財産情報産業の育成および活用に向けて「IP情報サービスショー&フェア」、知的財産関連の国内外の産業および政策の主要動向を把握し、その展望から産業別のイノベーション戦略を策定する「知的財産と革新経済フォーラム」、企業間ネットワークの構築で業種別にビジネス事例を共有する「IPトレンドセミナー」が開かれる。

この他にも「グローバル技術事業化ワークショップ」、「グローバルIP戦略セミナー」、「国家科学技術研究会(NST)および科学技術分野出損研究所の成果拡散セミナー」など多様なプログラムが行われ、技術保証基金が主管する「中小ベンチャー企業技術移転および技術金融相談会」によるIP技術移転および技術金融支援相談も予定されている。

行事期間中には、運動用シミュレータ、ウェアラブルバッテリーなど、第四次産業革命時代の先端科学技術を観覧して経験できる多彩な体験イベントも行われる。

特許庁長は、「今回のIPフェスティバルを契機に、未来産業に対する予測と、イノベーション成長の中心にある知的財産の役割と重要性が国内外的に共有され拡散することを期待する」とし、「特許庁は、韓国の中小企業が知的財産を基盤に新しい成長エンジンを創出するとともに、新たな市場、質のよい雇用を創出することで韓国のイノベーション成長をけん引することができるよう、積極的に支援する」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195