知的財産ニュース 信用保証基金と特許情報振興センター、革新中小企業の成長のために提携

韓国の信用保証基金（以下、信保）と特許情報振興センターは11月28日、信保大邱本店で「革新中小企業への成長支援に向けた業務提携」を締結したと11月29日に明らかにした。

優れた技術力と事業性を持つ革新中小企業を発掘して競争力を強化するとともに、成長を支援するために業務提携を結んだ。信保と特許情報振興センターは共同で発掘する革新中小企業に知的財産（IP）および研究開発（R&D）に関するコンサルティング、知的財産（IP）教育、起業の活性化などを支援することにした。また、両機関は相互協力体系を構築し、諮問および共同研究、人材交流などを実施する。

特に、信保は特許情報振興センターが薦める技術力のあるスタートアップに知的財産保証といった信用保証を支援する。同センターは信保が進める知的財産コンサルティング、企業向けの特許関連研修などへの支援を行う。

信保の関係者は、「今回の提携締結は中小企業の革新成長を支援するうえで新しい協力モデルとして位置づけるだろう」とし、「信保は今後も革新中小企業を育成するための政策を後押しするために、持続的に努力していきたい」と述べた。