知的財産ニュース 特許庁、「知的財産教育先導大学」募集を開始

2018年11月5日
出所: 韓国特許庁

特許ビッグデータ活用戦略(IP-R&D)教育、多学際間融合教育などで大学生を未来の革新人材に育成

韓国特許庁は全国4年制大学を対象に「第8回知的財産教育先導大学」を11月5日(月曜)から11月23日(金曜)まで募集する。

「知的財産教育先導大学の運営支援事業」は大学(院)に知的財産教育のインフラを構築するとともに、体系的な知的財産教育を実施して知的財産人材を養成するために2012年度に開始され、その後、毎年新規大学を選定・支援してきた。

「知的財産教育先導大学」に選定されれば、各大学に年間1億8千万ウォン以内を5年間支援し、大学は2019年1学期から学部および大学院で知的財産講座を最少2つ以上、年間計6つ(18単位)以上開設・運営することになる。

これまで「知的財産教育先導大学」は、多学際間融合教育、特許ビッグデータ活用戦略(IP-R&D)教育などを実施し、知的財産の学位・認証制度を導入・運営することで、自主的な知的財産教育システム構築に貢献してきた。

※(IP-R&D教育)2017年213講座、7,175人が受講、(多学際間融合教育)2017年103講座、3,787人が受講

申請を希望する大学は特許庁外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、又は事業主管機関である韓国発明振興会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのウェブサイトで書類様式をダウンロードして作成し、2018年11月23日(金曜)18時までに韓国発明振興会に郵送や訪問すれば良い。

特許庁産業財産政策局の局長は「高品質の特許確保など質的にも知的財産の強国になるためには、特許に強い人材を育成する大学での教育が重要だ」とし、「大学生が知的財産に関心を持ち、知的財産を創出し活用できる未来の革新人材になるよう、知的財産教育に熱意を持つ多くの大学に応募してほしい」と述べた。

詳細については、特許庁(産業財産人材課、042-481-5183)、韓国発明振興会(知的財産人材育成室、02-3459-2804)にお問い合わせを。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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