知的財産ニュース 釜山の将来の成長の糸口を知的財産から見つける

2018年10月15日
出所: 韓国特許庁

10月16日、釜山広域市庁で「釜山知的財産フェスティバル」を開催

韓国特許庁と釜山広域市は10月16日、釜山広域市庁1階で「2018釜山知的財産フェスティバル」を開催する。

今年のイベントでは地域経済の活性化と雇用創出のために、知的財産を基盤とする起業と優秀な成長事例(注1)、発明品が展示される。また、IP企業就職希望者と企業との出会いの場を設けることで、求職者には優秀な企業を探索する機会を、企業には優秀な人材を確保できる機会を提供する。

さらに、韓国歴史のスター講師が韓国を輝かせた代表的な発明品であるハングル、亀甲船などを素材に知的財産について分かりやすく説明する。 イベントには地域のIP取引を活性化するために、6つの関係機関(注2)が参加し、技術取引およびIP金融相談、仲介交渉および契約手続き、関連支援事業などについて紹介する。

これに加え、起業準備者が持つ発明のアイデアを具体化し、事業化につなげるために、専門家との相談、技術を基盤とする起業に関するコーチングも行う。

イベント期間中は発明キットを使用した発明体験とVR(仮想現実)、ドローン、3Dプリンティングなど、第4次産業革命時代の先端科学技術を見て体験できる多彩な体験イベントも行われる。

同時に、釜山地域の産業の発展と発明文化の拡散に寄与した企業家と市民を励ますために、「釜山の優秀な発明者」、「市民発明コンテスト」の表彰式を行う。

特許庁長は、「今回のイベントが、釜山での知的財産に対する関心がさらに高まり、知的財産を創出する雰囲気が広がるきっかけになることを願っている」とし、「特許庁は、国民が創造的なアイデアから知的財産を創出し、それが革新成長と質の良い雇用創出につながるよう、政策的取組を行いたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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