知的財産ニュース 江原道の将来の成長の糸口、知的財産から見つける

2018年10月10日
出所: 韓国特許庁

10月10〜11日、ホテルインターブルゴ原州で「江原知的財産フェスティバル」を開催

韓国特許庁は10月10〜11日までホテルインターブルゴ原州のコンベンションホールで「2018江原知的財産フェスティバル」を開催する。

江原知的財産フェスティバルは今年で7回目を迎え、2016年からは江原道の最大の科学技術イベントである「江原科学技術大祝典」と連携して開催され、科学技術と知的財産を融合したフェスティバルに発展・成長した。

今年は地域経済の活性化と雇用創出を目標に、知的財産を基盤とする起業と優秀な成長事例が展示・共有され、地域の優秀なIP(知的財産)人材が企業の採用担当者に自分をアピールする「IP人材スカウトコンテスト」が開かれる。

また、優秀な地域企業への投資を誘致するための企業説明会(IR)、模擬クラウドファンディング、企業‐投資家間の出会いの場が設けられる。さらに、大学、公共機関などが保有する技術の事業化を促進するための技術移転協約、有望技術セミナー、投資相談なども行われる予定である。

イベント期間中は道内の関連機関とともに、第4次産業革命時代の先端科学技術であるAI(人工知能)、MR(混合現実)、ドローン、ロボット体験などを見て体験できる多彩な展示・体験イベントが行われ、科学技術と知的財産に対する関心や創造的な思考力を高めるための参加型のプログラムも提供される。

イベント初日の10日には、江原道の科学技術と知的財産の発展に貢献した科学者、企業家、道民を奨励するために、「江原科学技術大賞」、「江原創造的なアイデア・デザイン公募展」の表彰式を行い、知的財産の有功者も表彰する。

特許庁長は「このイベントでは、江原道民自らが第4次産業革命の中心にある特許権、デザインなどの知的財産を体験し、感じることができるだろう」とし、「特許庁は地域の創造的なアイデアが知的財産として権利化され、起業につながり、革新成長と雇用創出に実質的に寄与できるように取り組みたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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