知的財産ニュース 「3Dプリンティング分野」の功労者に特許庁長賞を授与

2018年8月13日
出所: 韓国特許庁

3Dプリンティング分野の特許発明の創出と活用に貢献した者を選定

韓国特許庁は、今年3Dプリンティング関連の特許発明を利用して、高い価値を生み出した人を表彰の対象に選定したと明らかにした。

表彰式は9月 6日(木曜)から9月 8日(土曜)まで開催される「第5回国際3Dプリンティング・コリアエキスポ(3DPIA 2018)」で行われる。

「3DPIA 2018」は、加盟企業253社が所属する3Dプリンティング産業協会が主催する。このイベントは3Dプリンティング産業の発展に功労のあった企業や研究所、学界の関係者に表彰状を贈るなど、功労者の苦労をねぎらい、3Dプリンティングの裾野を広げることを目指し、毎年行われる。   

特許庁は3Dプリンティング分野における知財権の認識向上や強化のために、3Dプリンティング産業協会が主管するこのイベントを後援しており、その一環として今回の特許庁長賞の授与が行われる。

今回、特許庁長賞は国民大学の教授と第一情報通信の代表が受賞することになった。

国民大学の教授は中大型産業用3Dプリンタの開発に大きく寄与した功労が認められ、第一情報通信の代表はIoTベースの3Dプリンティング分野で新技術を開発し、売上増加に寄与したことが認められ、受賞者に選ばれた。  

特許庁特許審査3局の局長は「特許庁長賞の表彰式を契機に3Dプリンティング産業の発展に向けて、特許庁と3Dプリンティング産業協会の協力関係が一層深まることを希望している」と述べた。 

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