知的財産ニュース 世界特許ハブ国家推進委員会、政策セミナーを開催

2017年1月14日
出所: 電子新聞

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『強い特許を基盤とした国家革新戦略を議論しなければならない時だ』
これは、「大韓民国世界特許(IP)ハブ国家推進委員会」の知的財産政策セミナーで議論された内容の骨子だ。

今回のセミナーは、世界をリードする韓国を目指して公論を結集し、適切な制度改善案を模索することを目標に1月11日に国会議員会館第1懇談会室で開かれた。


大韓民国世界特許(IP)ハブ国家推進委員会の知的財産政策セミナーが1月11日、国会議員会館で開かれた。イ・サンジKAIST研究教授、イ・ウォンボク梨花女子大学法学専門大学院副教授、パク・ソンジュン特許庁産業財産保護協力局長などが出席した

梨花女子大学法学専門大学院のイ・ウォンボク副教授は「望ましい知的財産政策は、韓国が技術大国に成長するのに土台となる」とし、「皆の利益に合致し、国民にアピールできるアイデアを盛り込まなければならない」と強調した。そのための政策案の提案指針と基準を設定した。

特許庁のパク・ソンジュン産業財産保護協力局長は「第4次産業革命時代は、物だけでなく、知識も商品になる時代であるだけに、知的財産権が非常に重要になる。知的財産権に焦点を合わせた強い特許を基盤とした国家革新戦略が必要な時点だ」と話した。大韓民国世界特許(IP)ハブ国家推進委員会は、韓国を世界知的財産分野の中心国にするために、2014年に発足された。推進委員は国会議員57人、裁判所・政府・民間分野106人で構成された。ウォン・ヘヨン議員とチョン・ガブユン議員、イ・クァンヒョンKAIST教授が共同代表を務める。運営委員長にはイ・サンジKAIST研究教授を始め計6人で、キム・グァンジュン韓国ライセンス協会長など、計17人が活躍している。

ナ・ユグォンIPノミックス記者 ykna@etnews.com

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