知的財産ニュース 食薬処、医薬品特許情報の提供で製薬会社の海外進出を後押し

2016年8月1日
出所: 食品医薬品安全処

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食品医薬品安全処は、ブラジルへの医薬品輸出を希望する国内製薬会社が特許情報を把握することをサポートするために、「ブラジル医薬品特許満了日等詳細情報」を来る7月28日から提供すると明らかにした。

同情報は、中南米諸国の中で最大規模の医薬品市場を持つブラジルの特許情報の把握を支援することで、国内製薬会社のブラジル医薬品の輸出を活性化させるために作成された。

特許情報には、ブラジルの市場動向、市場規模、製薬会社の要請等を考慮して選定した抗がん剤、勃起不全治療剤等93品目(47成分)について、特許満了予定日、特許登録日、特許権者、特許技術内容要約及び詳細説明等の内容が盛り込まれている。

特に、特許満了予定日や特許技術内容の詳細な説明等も含まれており、製薬会社が輸出品目や輸出の時期を決めるのに有用に活用されるものとみられる。

ちなみに、国内製薬会社のメキシコへの医薬品輸出を支援するために、今年5月から食薬処のホームページ等を通じて「メキシコ医薬品特許詳細情報」を提供している。

食薬処は、今回の特許情報提供が海外市場の開拓を通じて新しい成長エンジンを探る製薬企業に役立つことを期待しており、今後中南米の医薬品の主要国であるアルゼンチンとコロンビアに対する特許詳細情報も追加で提供する計画であることを明らかにした。

※アルゼンチン(2016.9月)、コロンビア(2016.11月)

詳しい内容は、食薬処のホームページ(www.mfds.go.kr外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)→「医療製品の輸出支援」バナー→医薬品→特許情報又は医薬品特許インフォマティクスホームページ(medipatent.mfds.go.kr)→「中南米特許情報」にて確認することができる。

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