知的財産ニュース 新任特許審判院長に、キム・ヨンホ氏が赴任

2016年6月28日
出所: 韓国特許庁

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政府は6月27日付で特許審判院長に金蓮鎬(キム・ヨンホ・54歳)特許審判院第8部審判長を昇進発令した。

新任の金蓮鎬院長は1986年22回技術国家公務員試験に合格した後、総務処を経て特許法院技術審理官、特許庁映像機器審査課長、審査品質担当官、電気電子審査局長、特許審査企画局長、特許審判院首席審判長等を歴任し、特許審査・審判関連の要職を経ている。

審査品質担当官の在職時には、審査品質の総合対策に取組み特許品質中心の審査インフラを構築し、電気電子審査局として勤務していた頃は、審査官学習と新技術教育プログラムを拡大させて審査官の専門能力を高めることに主力した。特許審査企画局長在職時には、技術の融合・複合化型審査組織に適合した特許分類体系を導入し、国家間の審査制度の調和に尽力する等、特許庁の審査品質競争力を高める基盤をつくったという評を受けている。

特に、新任の金院長は知財権分野全般にわたって該博な知識と豊富な審査・審判実務の経験を積んだ特許行政の専門家であり、特許庁内においても信望が厚い。職員らの個性と能力を最大に発揮させ、部署間の協力を強調する開かれた業務スタイルのために「一緒に働きたいベスト幹部」に選定されている。

金蓮鎬新任特許審判院長は、漢陽大学工学部を卒業し、カイストで修士学位を得て、米国シラキュース大学で情報経営学修士学位を受けている。

大田(61年生まれ)大田高校、漢陽大学士・カイスト修士・米国シラキュース大情報経営学修士・ワシントン大ロースクール(CASRIP)、総務部署・特許審判院審判官・特許法院技術審理官・特許庁映像機器審査課長・審査品質担当官・電気電子審査局長・特許審査企画局長・特許審判審判長

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