知的財産ニュース サムスン、ノキアとの特許紛争終結

2016年2月2日
出所: 電子新聞

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サムスン電子とノキアとの間で2年に渡って続いてきた通信技術に関する特許紛争がようやく終結した。

交渉妥結により、サムスンは今年約1兆ウォンをノキアに支払うことになった。ノキアの株価は、特許売上の増加が見込まれるにもかかわらず下落した。特許料の増加分が推定値を下回ったためだ。

ブルームバーグ通信等、海外メディアは2月1日、国際商工会議所(ICC)傘下の仲裁裁判所の決定により、サムスンとノキア間の特許紛争が終結したと報じた。交渉妥結により、サムスンがノキアに支払わなければならない特許料は年間3億ユーロに推定される。2013年両社の協約において2014年から2018年までの5年間毎年支払うことにした特許料1億ユーロの3倍に達する。

これにより、今年は2016年特許料3億ユーロ、2014年~2015年遡及額4億ユーロ(各各2億ユーロ)等、計7憶ユーロをノキアに支払わなければならない。2017年と2018年には各3億ユーロずつ支払うことになる。

米IT系ニュースサイト、ザ・バージは今回の交渉妥結によるノキア特許事業部の追加の売上について、2015年は10億2000万ユーロ、2016~2018年は13億ユーロに達すると見込んだ。しかし、海外メディアはノキアの特許売上増加分が期待したほどの金額には至らなかったと報じた。2月1日ノキアの株価が10%以上急落した理由だ。

また、ブルームバーグは、世界のスマートフォン産業は飽和状態に近付いているため、今後特許権者が多くの特許料収入を挙げることは難しくなるとの見通しを示した。

ロイター通信は、ノキアは現在LG電子との間で類似した特許紛争中にあり、数年内にアップルと新しい協定を締結すると予想した。

イ・ギジョン記者@gjgj@etnewrs.com

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