知的財産ニュース 特許庁、知的財産データを活用したアイデアコンテストを開催

2015年8月13日
出所: 韓国特許庁

5094

特許庁は、知的財産(IP)にデータへの国民の関心を高め、知財情報の活用を促進することを目的に、「知的財産(IP)データを活用したアイデアコンテスト」を開催し、8月12日から参加者を募集すると発表した。
今年初めて開催される同コンテストは、政府3.0公共データ開放政策に応えるために特許庁が開放しているIPデータを民間が積極的に活用するよう促し、発掘されたアイデアが起業にまでつながるようサポートすることに重点を置いている。

アイデアコンテストは、アイデア企画とサービス商品化企画の2つの部門に分けて進める。
アイデア企画部門では、IPデータと従来に提供されている他分野の公共データ(技術・市場・企業・商品等の情報)を連携・融合させた、IPサービスの提供に関するアイデアを募集する。
サービス商品化企画部門では、最新のICT技術(ビックデータ、Linked Open Data)を活用した、商品及びサービス開発に向けたビジネスモデル(モバイルアプリ、ウェブサービス、ソフトウェア)を募集する。

参加を希望する者は、8月12日(水)から9月11日(金)18:00まで、特許情報活用サービスのホームページ(http://plus.kipris.or.kr外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)にて申し込みことができる。
当選作は、関連分野専門家からなる審査団の書面審査(1次)と発表審査(2次)を経て選定され、9月24日(木)に受賞式が開催される予定だ。

各分野別の受賞者には、特許庁長賞、韓国特許情報院長賞が授与され、褒賞金が支給される。

特許庁の関係者は、「今回のコンテストを通じて、一般の国民に知的財産データの活用に高い関心を持ってもらうと同時に、クリエーティブなアイデアを早期に発掘して起業や事業化につながるように積極的にサポートする方針だ」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195