知的財産ニュース 特許庁、2016年からアイディアコンテスト受賞作情報を公開

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特許庁はアイディアの活用促進に向け、アイディアコンテストの受賞作又は公開作約17,000件を新たに構築し、創造経済タウン(www.creativekorea.or.kr)と特許情報ネットKIPRIS(www.kipris.or.kr)を通じて2016年1月から検索サービスを提供すると発表した。

今回提供されるアイディアデータベースは、未来創造科学部、産業通商資源部、国立中央科学館、韓国エネルギー技術評価院、エネルギー管理公団、江原・大田・釜山・全羅北道教育庁及び関係機関等が主催又は主管したコンテストを対象にデータを確保して構築したものである。

現在まで構築したアイディアデータベースは約36,000件で、月平均2,826件の検索が行われている。2015年の検索件数は42,567件であり、2014年の23,275件に比べるとデータベースの活用度も増加傾向にあることが分かる。

また、未来部、韓国化学技術情報研究院(KISTI)との協力により創造経済タウンに受け付けられるアイディア関連データを自動で入手するシステムを構築しており、今後特許情報ネットKIPRISにもアイディア関連資料を自動入手できる環境を整備する予定だ。

特許庁及び未来部の関係者は「より多くの省庁や機関と連携してアイディアデータベースを拡大することでクリエイティブなアイディアの発掘・活用の機会が広がると期待される」と述べた。