知的財産ニュース 韓国原子力研究院、特許28件を中小企業に譲渡

2015年6月18日
出所: デジタルタイムズ

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韓国原子力研究院は6月18日、同院が有している28件の特許をグリーンピア技術など中小企業10社に無償又は低価格で譲渡する契約を締結したと発表した。

この日譲渡された特許は、研究用原子炉の高速中性子調査装置、放射線とヒトデの粉末を利用した下水汚泥の脱水方法、放射線を利用した高分子材料の生体分子パタン形成方法など、28件に上る。

譲渡を受けた企業は、当該技術を直接活用、又は新たな商用化に向けた技術開発を通じて事業化に乗り出す計画だ。

韓国原子力研究院は、これらの企業による特許技術の活用を持続的にモニターリングするとともに技術事業化や問題のある技術の解決においても積極的にサポートする方針だ。

キム・ジョンキョン院長は「政府出捐研究機関(以下、出捐研とする)の研究開発の結果物である特許技術を中小企業に低価格又は無償で譲渡することで中小企業の競争力強化に貢献できる、出捐研と中小企業間での共生協力モデルを構築していきたい」と述べた。

イ・ジュンギ記者  bongchu@dt.co.kr

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