知的財産ニュース 特許庁、特許品質諮問委員会を開催

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特許庁は、特許の品質向上に向けた環境を整えるため、官民共同で特許品質政策について議論する「特許品質諮問委員会^※」を12月10日に政府大田庁舎にて開催すると発表した。

※特許庁の特許品質政策を主管する特許審査企画課、制度課、品質担当官室等の内部委員と産学研の関係者、弁理士等の民間委員からなる委員会

特許品質諮問委員会は、特許の品質を向上させるためには特許庁だけでなく、民間の役割も重要だという考え方から、企業、弁理士等の民間の品質向上に関する優れたアイデアを特許政策に反映するために立ち上げられた。

今回開催される特許品質諮問委員会では、(1)2015年品質政策の現状及び2016年政策実施の方向、(2)米韓間で審査情報を事前に共有する特許共同審査の成果及び特許取消申込制度の運営方法、(3)審査品質指標の適正性等について議論を行う。

特許庁は、特許品質政策のこれまでの成果を紹介する一方で、より発展的な方向へ改善するため民間委員から提示された意見を総合的に検討し、今後の品質政策の策定に反映する計画だ。

特許庁のチャン・ワンホ特許審査企画局長は「先進5カ国特許庁が競って特許の品質向上に取り組んでいる中、特許品質諮問委員会を重心に官民挙げて特許の品質向上に努め、特許の競争力強化を目指していく方針だ」と述べた。