知的財産ニュース 特許庁、「特許手数料モバイルお知らせサービス」を開始

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特許庁は、携帯電話で知的財産権関連手数料を確認し、連携されたアプリで直接納付できる「モバイル手数料お知らせサービス」を12月29日に開始すると発表した。

モバイル手数料お知らせサービスとは、出願人が特許庁に納付しなければならない全ての手数料や登録料の情報を携帯電話の文字メッセージで出願人にリアルタイムでお知らせするサービスで、出願人は金融決済院のアプリを活用すれば、情報の確認や手数料の納付が可能となる。

これまで特許庁は、手数料納付の利便性を高めようと郵便以外にインターネット専用サイト(特許路)を通じて手数料納付情報を提供してきたが、携帯電話では手数料及び登録料納付情報を提供しなかったため出願人の迅速な情報確認が難しかった。

今回のモバイル手数料お知らせサービスの開始により、出願人はどこでも簡単に手数料を確認・納付できるようになり、出願人の利便性が向上するだけでなく、手数料の納付忘れによる権利の喪失も予防できるものと期待される。

同サービスを申し込めば、手数料のお知らせはもちろん、出願件の担当審査官情報等、審査経過に関する案内も受けられる。モバイル手数料お知らせサービスは、特許庁の特許路サイト(www.patent.go.kr)にて申込むことができる。

特許庁のチェ・イルスン情報開発課長は「今後も出願人の利便性向上に向け、新たなサービスを発掘して提供する予定であり、来年は出願に慣れていない人も容易に利用できるよう、電子出願サービスの改善に取り組む計画だ」と述べた。