知的財産ニュース 特許庁、青少年向け知財保護教育を実施

2015年6月5日
出所: 韓国特許庁

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特許庁と韓国知識財産保護協会は、今年5月から今年12月までの間、偽造品の購買予防及び正規品の使用実践を目指す「2015年度出張型青少年体験教室」を運営すると発表した。

同体験教室は中学生・高校生を対象に、偽造品購買の弊害や危険性などを直接体験できる機会を提供することを目的としており、2011年から現在まで4年間を続けている。

今年は、ソウル市教育庁と京畿道教育庁の支援を受け、首都圏に住む約2千人の中・高校生を対象に体験教室が開かれる。

「2015年度出張型青少年体験教室」は、専門講師が同体験教室への参加を申請した学校を訪問し、約2時間に渡って、知的財産保護の重要性、偽造品被害事例、正規品・偽造品の比較体験及び識別方法の案内、正規品実践誓約書の作成などについて教育を行う予定だ。

特許庁のソ・ウルス産業財産保護政策課長は「今回の体験教育は未来の主な消費階層になる青少年を対象に、知的財産権保護の重要性を認識させるとともに合理的な思考に基づいた消費を促すことを目指している」と述べた。

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