知的財産ニュース 特許庁、WIPOとIP国際教育課程を運営

2014年11月4日
出所: 韓国特許庁

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特許庁は、「韓‐WIPO共同国際教育課程(AICC、Advanced International Certificate Course)」を11月5日から7日までの3日間、ソウル市江南区駅三洞にある韓国知識財産センターで開催する。

国際知的財産権の専門家を育成するための同課程は、韓国特許庁、WIPO(世界知的財産所有権機関)、KAISTおよび韓国発明振興会が共同で主管する。

グローバルビジネス環境において、知的財産権の活用戦略に関する事例研究などを取り上げるオフライン英文深化教育課程である。

同過程には、事前オンライン過程を履修した修了生のうち23カ国の40人が参加する予定だ。IP教育分野の専門家である米ノースウェスタン・ロースクールのクリントン・フランシス教授(Prof. Clinton W. Francis)、豪の技術取引およびライセンシング専門家のフィリップ・メンデス(Mr. Philip Mendes)、WIPO革新局のマシュー・レイニー(Mr. Matthew Rainey)、KAIST知識財産大学院(MIP)のチェ・ドンジン教授などが講義を行う。

フランシス教授は、「同プログラムは、世界中の企業、法曹界、政府、学会が参加するという点が特別で、経営の成功に向けた知的財産権の管理方法を提示する。学びの機会のみならず、世界各国から来た専門家とネットワークを作られる良い機会を提供している」と説明した。

特許庁産業財産保護協力局のクォン・オジョン局長は、「今回の教育課程は、国内・国外の優秀人材がIP市場において、特化した専門人材として認められる良い機会になるはずだ」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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