知的財産ニュース KIPOと中央科学館、発明振興会が了解覚書を締結

2014年5月28日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁と国立中央科学館、韓国発明振興会は、27日、国立中央科学館にて「知識財産基盤の未来創意人材の育成と科学・発明の大衆化に向けた了解覚書」を締結した。

3機関は、創造経済の実現のためには、創意人材の育成と科学・発明の大衆化が重要であるとの意識を共有し、子供・青少年・大人など、全ての階層の知的財産の大衆化をはじめ、科学と発明が融合された教育や基盤構築のために共同で取組むことに合意した。

具体的には、3機関の無限想像室と連携した教育課程の開発、発明・知的財産を基盤とした科学教育の推進、青少年を対象にした知的財産及び科学・発明が融合された教育の促進、青少年発明記者団・「夢が記者団」を共同活用して科学・発明の拡大キャンペーンを展開していく予定だ。

とくに、国立中央科学館の無限想像室に知的財産及び発明教育のプログラムを開設し、科学館には青少年向けプログラムにおいて、特許審査官・弁理士などを活用した進路・職業教育を行う。また、青少年の発明・科学教育課程の教育コンテンツ及びプログラムを共有する計画だ。

今回の発明・科学関連の3機関が了解覚書を締結したことで、国家知識財産及び発明を基盤とする科学・進路・職業教育がより活性化され、未来の創造人材の育成において、大きな相乗効果が発揮されると期待している。

キム・ヨンミン長官は、「今回の了解覚書の締結を通じて、科学と発明が融合された人材育成に拍車をかけることができるようになった。3機関の協力が韓国の未来をリードしていく優秀な科学人材を育成することに重要なスタートになる」と述べた。

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