知的財産ニュース SKイノベーション、LG化学に勝訴

2014年2月21日
出所: デジタルタイムズ

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SKイノベーションがLG化学との中大型リチウムイオン2次電池セパレート訴訟で再び勝ちをとった。

ソウル地方裁判所は、21日、LG化学の特許が権利として請求するセパレートに塗布された活性層の気孔構造は、SKイノベーションの無機物コーティングセパレート技術とは異なるものであるため、SKイノベーションは、LG化学の特許を侵害していないと言渡し、SKイノベーションに軍配を上げた。

LG化学は、2011年、SKイノベーションを相手に自社の保有したセパレートに塗布された活性層の気孔構造特許を侵害したとして訴訟を提起したが、裁判所は「侵害していない」と判断したのだ。

これにより、SKイノベーションは、昨年、LG化学を相手に提起した特許無効審判訴訟の原審(特許審判院)と控訴審(特許法院)に相次いで訴訟し、今回の特許侵害訴訟でも勝訴した。

SKは、これと関連し「LG化学は、特許無効審判訴訟の原審と控訴審に敗訴した後、特許内容を訂正したにもかかわらず、裁判所がSKイノベーションの特許権をそのまま認めたもの」とコメントした。

LG化学は、SKイノベーションが提起した特許無効審判訴訟の原審と控訴審に敗訴した後、昨年9月、特許審判院の審決を受け、特許内容を具体化する方向で特許明細書などを変更した。大法院が訂正特許で再び審理するという趣旨で破棄差し戻したことがある。

会社の関係者は、「今回の判決をきっかけに、国内のバッテリーメーカー間の不毛な特許紛争が終わることを期待する。国内企業同士が足を引っ張り合うような訴訟を繰り返すよりは、グローバル市場のシェア獲得のために良きライバルとして競争を繰り広げるほうが国益にも役立つだろう」と述べた。

一方、今回の判決についてLG化学は、「直ちに控訴する」としている。

パク・ジョンイル記者

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