知的財産ニュース 第27回CIPO朝食セミナーを開催

2013年10月23日
出所: 韓国特許庁

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最近、企業の経営戦略および国際的な特許係争においてデザインが主な問題として注目されているなか、企業の経営においてデザインの役割を通じて企業の革新と価値創出を眺望するためのCIPO朝食セミナーが開催される。
※CIPO(Chief Intellectual Property Officer、知的財産の最高責任者)

韓国特許庁と韓国知識財産協会(KINPA)は、10月24日の午前7時、ソウルのホテルにて、サムスン電子やLG電子、現代自動車など大手・中小企業で知的財産業務を担当する最高責任者と、特許庁など知的財産関連機関の担当者が大勢参加する第27回CIPO朝食セミナーを開催すると発表した。

今回の朝食セミナーでは、サムスン電子デザイン経営センターのキム・ヨンジュン専務が「企業経営におけるデザインの役割と未来デザイン」というテーマで発表を行う予定だ。昨今のデザインは、製品のスタイルという枠を超えてR&D、マーケティング、ストラテジーと融合し、企業の究極のビジョンと戦略のための重要なツールとして発展してきた。今回の発表では、こうした時代の流れに対応する様々な事例とともに、デザインが企業の革新と価値創出にどう貢献するかを紹介する。

CIPO朝食セミナーは、知的財産関連の最近のイシューや動向について加盟社の取締役や専門家を招待し、隔月で開催されており、参加の申し込みはKINPA(www.kinpa.or.kr外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で受け付けている。参加費用は無料だ。

産業財産政策局長は、「定期的に開催されるCIPO朝食セミナーを通じて、企業間で情報を共有しネットワークを構築することで、企業の知的財産能力を高めるきっかけになるこ戸を期待している」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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