知的財産ニュース 「ヒノキで作った日本のオリジナル商品」ニセ広告でソーシャルコマース業者に是正処置

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公正取引委員会は、美容用品を販売のため、日本の有名ブランドオリジナル商品でもないものをオリジナル商品であると、ニセ広告をして販売したソーシャルコマース4社に対し、是正処置及び過料(計2300万ウォン)を賦課した。

今回の処置で根絶されないソーシャルコマース業者らのニセモノ商品販売行為を是正することにより、ソーシャルコマース分野の健全な取引慣行の定着に寄与できるものと期待される。

ソーシャルコマース4社は、ニセモノであるという事実を知りながら消費者を誘引・取引した行為で法律を違反した。

特に、美容ブラシを販売し、日本の有名ブランド商品であるアルティ社の「アルティ毛穴ブラシ-」のオリジナル商品でもないのにオリジナルのように偽って広告し、消費者を誘引して商品を販売した。

該当の4社は自社のインターネットホームページの商品広告画面に「製造国:日本」、「製造者ALTY」、「ヒノキ材」、「職人が2年にかけて完成した最高品質の洗顔ブラシ-」などの文句と商品イメージを使用している。

該当の4社に対する細部処置として是正命令及び公表命令が下され、これらネット通販業者のホームページ初期画面に6分の1の大きさで5日間掲載するようにした。

また、4社に対し計2300万ウォンの過料も賦課した。

ニセモノ商品を購入した消費者に対しては、ニセモノ商品を発見した場合に110%以上の払い戻しをすることになっている「ソーシャルコマースの自律遵守ガイドライン」に基づいて、これらの業者は購買代金の110%ないしは200%に該当する金額を払い戻しをした。

公正取引委員会はソーシャルコマース市場の消費者被害防止のために、12、2月にソーシャルコマース分野の「消費者保護自律遵守ガイドライン」を作成し、5社と協約を締結して運営中である。

今回の処置でソーシャルコマース市場では、継続するニセモノ商品の販売行為を是正することによって、この分野の健全な取引慣行の定着に寄与するものと期待される。

今後、ニセモノ商品販売などの法律違反行為に対しては厳正な法執行と共に、「ソーシャルコマース自律遵守ガイドライン」の普及を拡大し、ソーシャルコマース市場における消費者の信頼が回復できるように努力する計画である。