知的財産ニュース 韓国特許庁、四半期ごとに「知識財産統計FOCUS」を発刊

4288

韓国特許庁は、一般の人がより容易に知的財産統計にアプローチできるよう、「知識財産統計FOCUS」を8月6日に創刊、発刊した。

本統計紙は、出願・登録統計、産業統計、国際統計、及びその他の消息統計などの5分野に分け、四半期ごとに発刊する予定だ。

従来の「知識財産統計年報」と「韓国の特許動向」は、行政処理が確定された統計を集合するため、前年度統計を翌年の下半期に発刊していた。また、「知識財産統計年報」の場合、数値中心の情報の羅列で、一般人には分かりにくく構成されている面があり、特許統計は、国際特許分類(IPC)に基づいて集計されるため、産業別の特許活動を把握することが難しかった。

今回の「FOCUS」は、一部の暫定統計を使用することで、より迅速な統計を提供し、数値をグラフ化して一見で分かるようにし、韓国標準産業分類とIPCとの連携表を適用して産業別の特許統計を提供するのが特徴だ。

また、「国際統計」と「紛争統計」欄には海外統計と紛争関連の統計、分析記事などを収録した。

本統計紙は、迅速な知財権統計を必要とする自治体、企業、韓国産業公団及び一般人を対象にオン・オフラインで普及する予定だ。

情報企画局のビョン・フンソク局長は、「有益で、より多様な知的財産統計を迅速に提供することで、肌で感じられる統計になるよう取り組んでいきたい。最新統計に基づき、迅速に戦略を確立したい一般人や企業に役立ったほしい」と述べた。

本統計紙の詳しい内容は、韓国特許庁のホームページに掲載されている。