知的財産ニュース SKイノベーション　電気自動車バッテリ事業提訴され

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SKイノベーションの電気自動車バッテリをめぐり、再び特許訴訟が繰り広げられている。関連業界によると、米国の2次電池セパレートメーカー「セルガード」は、先月末、米国ノースカロライナ州西部裁判所にSKイノベーションを相手に電気自動車バッテリのセパレート特許侵害差し止め仮処分訴訟を提起したという。

これに対し、SKイノベーションは、「まだ訴状を確認していない。訴状を受け取ってから対応策を講じていく方針だ」と述べた。

セルガードが訴訟を提起した技術は、セパレート製造に用いられる無機物コーティング関連の技術だ。セルガードは、SKイノベーションが少なくとも2010年から米国の自動車メーカーや2次電池メーカーに自社の特許技術を利用して作られたセパレートを供給してきたと主張した。

セルガードは、今後、特許技術の使用差し止めをはじめ、これまでの特許侵害による損害の補償を求めているという。

一方、SKイノベーションは、2006年、日本の東燃社が提起したセパレート特許訴訟で勝訴を勝ち取ったが、2011年、LG化学からセパレートコーティング技術関連で提訴され、現在裁判が続いている。

カン・スンテ記者