知的財産ニュース ソウル国際商標・デザインコンファレンスが開催

2013年12月3日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁は、今週を「韓国商標・デザイン週間」と指定し、国際の商標・デザインの動向把握などに向けたコンファレンス、シンポジウムなどの様々な国際行事と主要国との国際会議を開催する。初日の12月3日は、ソウルで「ソウル国際商標・デザインコンファレンス」が開催される。今回の行事は、「創造経済におけるブランドとデザインの価値」というテーマで韓国商標・デザイン協会(KOTA)と国際商標協会(INTA)が共同で開催し、韓国特許庁と世界知識所有権機関(WIPO)、欧州商標デザイン庁(OHIM)などが共同で後援する。

コンファレンスは、若者層に人気のある世界的ブランドAbercrombie%Fitch社のHolger Kunz(Abercrombie&Fitch, Legal Director)取締役がブランド価値向上に向けた企業戦略を、サムスン電子のチャン・ドンフン副社長が企業価値を高めるためのデザインイノベーション戦略の講義を行うなど、ブランド・デザインの重要性と価値向上策について議論が行われる予定だ。

さらに、OHIMのNathan Wajsmanと、WIPOのDavid Muls局長など、知的財産機関の専門家がブランド・デザインの世界的な動向を紹介し、商標ブローカの根絶に向けて最近推進中の商標法全部改正案の内容も紹介する計画だ。

キム・ヨンミン長官は、「今回のコンファレンスは、最近価値が浮上している商標、デザインの最近動向や話題を共有するための場として、韓国企業がブランドとデザインの重要性について考えられる機会になるのでは」とコメントした。

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