知的財産ニュース サムスンに幸い…アップルの「タッチマルチズーム」代替技術がある

2012年8月31日
出所: 電子新聞

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米国でサムスン電子が侵害したと評決されたアップルの「マルチタッチ画面拡大(Zoom)」特許に代わる国内技術があり、注目されている。

韓国特許庁の特許情報検索サービスによると、アイフォンが韓国に発売される直前の2009年9月、ムン・ジュンヒ(27)氏は、アップルの特許を代替できる「ディスプレイ装置の画面の大きさコントロール方式と装置」に関する技術を特許出願した。

アップルのマルチタッチズームの技術を代替できる「ディプレイ装置の画面大きさコントロール方式と装置」の技術代表図
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この技術は、3月27日に特許登録された。

ユーザーがスマートフォンの画面に指先や専用ペンで丸を描くとコンテンツが拡大・縮小する技術だ。簡単なタッチで自由に大きさが調整できるため、同じ動作を繰り返す必要がない。

時計方向で丸を描くと画面が縮小し、逆だと拡大する。

アップルの特許とは違い、指1本で丸を描いて画面をコントロールできるため、便利だ。

キム・インスン記者

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