知的財産ニュース サムソン、ドイツでも勝利できる?雰囲気は…

2012年9月26日
出所: デジタルタイムズ

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サムスン電子とアップルの間で行なわれているモバイル端末の特許訴訟をめぐり、ドイツのデュッセルドルフ裁判所がサムスン電子に軍配を上げるのではないかという見方が浮上している。

デュッセルドルフ裁判所のアンドレアス・ヴィテスポークスマンは、サムスン電子の「ギャラクシーTab」5機種が自社のデザインを侵害したというアップルの主張に対し、サンスンがアップルのデザイン特許を侵害したと判断する根拠が乏しいと、現地時間の25日に発表した。

この日に開かれた公聴会で、ホープマン裁判官は、消費者がサムスン製品をアップルのアイパッドに勘違いする可能性について「確信が持てない」と述べた。

ホープマン裁判官は、サムスンがアップルのデザイン権無効化を求め、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)に請求した審判の結果を待つために休廷を宣した。

OHIMは、欧州加盟国全体の商標とデザイン権を管理する機関であり、サムスン電子は、8月にアップルのデザイン権利無効化を求め、審判を請求した。

サムスンとアップルは、相互の特許侵害を主張し、世界諸国で訴訟を繰り広げており、8月には、米国カリフォルニア裁判所において、陪審員がサムスン電子のスマートフォンとタブレットPCがアップルのデザインを侵害したとして10億5000ドル(約1兆1000億ウォン)の賠償を評決した。

キム・ユジョン記者

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