知的財産ニュース 中国に対する知的財産戦略の練り直しへ

2012年11月9日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁長の主宰で上海にて「中国地域における知的財産戦略会議」を開催

中国に進出した韓国企業の知財権保護を支援し、中韓の特許紛争の発生可能性に備えるため、「中国地域における知的財産戦略会議」が11月8日(木曜日)、中国の上海で開催された。

KOTRA、韓国知識財産保護協会、中国現地のIP-DESK※の代表、中国の駐在特許官(北京・上海)など、中国内の知財権保護及び中韓の特許紛争に係る機関が中国で初めて会した場で、参加者は、中国における韓国企業の知財権競争力の向上策を議論した。

※IP-DESK:韓国特許庁がKOTRA及び韓国知識財産保護協会と連携し、韓国企業の知財権相談及び支援の窓口として米国、中国、タイ、ベトナムなどの8都市に設置した機関であり、中国には、北京・上海・広州・青島・瀋陽の5か所に設置

韓国特許庁のキム・ホウォン庁長は、会議を主宰し、「中国の産業財産権の出願件数が2011年280万件※を突破し、もはや世界第1位の出願大国として位置付けられている。韓国企業の対中国知的財産戦略における考え方の転換が必要ではないか。」と力説した。

※特許52万件、実用58万件、デザイン51万件、商標120万件

すなわち、知財権の侵害防止に重きを置いてきた従来の方式から脱し、中国における特許紛争の対応力の強化など、より多角的な観点から知的財産戦略をワンランク高める必要があるということを強調したのだ。

韓国特許庁は、中国内のIP-DESKが韓国企業の現地での知的財産戦略を確立するうえでパートナになれるよう、KOTRAをはじめ、韓国知識財産保護協会、中国内の韓国公共機関などとの協力体制を強化していく方針だ。

キム庁長は、「中国知識財産現地戦略会議」と連携して開催された「上海進出企業による懇談会」に参加し、現地に進出した企業から知財権関連の問題・要求事項を聴取した。

韓国特許庁は、「戦略会議」と「企業懇談会」に提示された意見を中国の知財権当局との知財権分野協力事業と海外進出企業への支援事業に反映していく方針だ。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:浜岸、曺(チョウ)、柳(ユ)
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