知的財産ニュース 中国の模倣品、家電製品にまで拡大

2012年9月3日
出所: デジタルタイムズ

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サムスン・LG製品の洗濯機、冷蔵庫などと見た目やUIなどに酷似
一部メーカーはスマートテレビやスマートフォンまで模倣

一部の中国メーカーによる韓国製品のデザイン盗用がテレビやスマートフォンにとどまらず、家電製品にまで広がり、対策が急がれている。

現地時間の3日、ドイツのベルリン家電製品展示会「IFA 2012」に参加した一部の中国メーカーは、サムスン電子やLG電子の主要製品と見た目やユーザー・インタフェース(UI)などが酷似している製品を出品した。

中国業者による模倣の範囲は、主にテレビやスマートフォンだったが、今回の展示会では、冷蔵庫や洗濯機などの家電製品にまで拡大したのが目立つ。

ある中国メーカーは、7月に韓国で発売されたサムスン電子の冷蔵庫「T9000」と類似した冷蔵庫を展示した。この製品は、今年初め、サムスン電子のユン・ブグン社長が新たに消費者家電部門を担当し、革新的な「T」文字型デザインを適用したことで「ユン・ブグン冷蔵庫」と呼ばれる製品だ。

その他にも、テレビやスマートフォン部門では依然としてサムスン電子、LG電子の製品をそのまま模倣した中国製品が出品された。見た目だけでなく、ユーザー・インタフェース(UI)、「スマートテレビ」のブランドロゴまで模倣した製品もあった。全体的なデザインはサムスン電子製品に、台はソニーの製品に似た形をしている創意的な製品まであった。

サムスン電子とLG電子側は、こうした模倣品について問題として認識はしているものの、一つ一つには対応しきれないため、解決策を見いだせずにいるという。

IFA 2012展示会を見回ったサムスン電子のユン・ブグン社長は、デザインが似ている中国製品について、「中国製が模倣品を発売したのは以前からあった。直接対応するより、中国勢がついてこられないほど格差を広げて差別化を図ることが賢明な解決策だ。」と述べた。

写真の説明:ある中国メーカーが「IFA 2012」に出品した冷蔵庫。7月にサムスン電子が発売した「T9000」と見た目はもちろん、内部のデザインまで似ている。

イ・ヒョングン記者

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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