知的財産ニュース 韓国特許庁、「知財権保護広告コンテスト」受賞式を開催

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韓国特許庁は、2012年7月26日に特許庁のソウル事務所にて「第5回知識財産権保護の広告コンテスト」の受賞作選定及び受賞式を行なったと発表した。

この日、大賞(特許庁賞)2名を含め、合計16の作品が受賞された。

部門別の大賞受賞者には、印刷公告部門の「ニセ商標でニセ人生を送っていませんか？」をテーマにした弘益大学e-marketing学科の金チソン氏、コンピュータで描いたウェブ漫画部門の「国家代表」をテーマにした中央大学産業デザイン学科の伊コンウン氏が選定された。

各大賞受賞者には特許庁長賞とともにトロフィーと賞金(200万ウォン)が与えられた。また、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞の14の受賞者(チーム)には、韓国知識財産保護協会長賞と賞金が与えられた。

今回のコンテストは、消費者に知的財産権保護の重要性を正しく認識してもらい、行動の変化を働きかけられる内容をテーマに4つの分野(印刷公告、ウェブ漫画、エンブレム、スローガン)に分けて行なわれた。

今年で第5回目を迎えるコンテストには約900点が出展され、模倣商品ボイコットを誘導できる良いアイデアが盛り込まれた作品が多数あった。

また、今回の入賞作と、これまでの入賞作を含めた約40点の作品を7月30～31日に韓国鉄道公社ソウル駅舎と梨花女子大学前の大賢公園で展示する予定だ。

特許庁産業財産政策局の李ヨンデ局長は、「消費者が積極的に正しい消費文化を形成していくことが何より大切だ。模倣商品の流通防止に向けて、取り締りの強化とともに、消費者の認識を高める活動を行なっていく計画だ。」と述べた。

「ニセ商標でニセ人生を送っていませんか？」
印刷公告分野の弘益大学e-marketing学科の金チソン氏の作品

中央大学産業デザイン学科の伊コンウン氏のウェブ漫画
「国家代表」