知的財産ニュース EPO への欧州出願、ファーウェイは1600件で5位、2014年

2015年2月27日
出所: 中国知識産権資訊網

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欧州特許庁(EPO)がこのほど公表した年報によると、中国の通信機器メーカー、華為(ファーウェイ)は2014 年、EPO への欧州特許出願が1600件で、出願人別で5位となり、中国企業として(2012年ZTEの10位に続いて)史上2度目の トップ10入りを果たした。

「特許出願企業トップ10」のランキングのうち、韓国のサムスングループが2541件で首位を維持し、フィリップスが2317件で2位、シーメンスが2133件で3位、LGが1638件で4位、ファーウェイは1600件で5位になった。トップ10にはアジア企業が 3社、米国企業 2社、欧州企業5社の勢力分布となっている。マイクロソフト、グーグル、アップルなどのIT大手は、意外にもトップ10入りを逃した。

中国の諸企業の出願はデジタル通信、コンピューター科学の2大分野に集中し、米国の出願は医療技術、デジタル通信、コンピューターの3分野で占める割合が大きく、欧州は電気機械、エネルギー、医療技術と交通の技術分野で傑出している。

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