知的財産ニュース 中国、2014年ネット販売関連の苦情が3倍増

ipshow_BID_5630.html

5月28日、国家工商総局は国内の代表的な電子商取引企業を集めて、行政指導座談会を行った。工商総局消費者権益保護局の楊紅燦局長が会場で明らかにしたところによると、昨年、工商行政管理機関が受理したネットショッピングに関する苦情は7万7800件余りに上り、前年同期に比べ3倍以上増えた。

楊紅燦局長によると、2014年、全国の工商機関が受理したネットシッピングに関する苦情が7万7800件、同期比356.6%増加した。苦情は契約、アフターサービス、品質などの問題に集中している。商品別でみれば、携帯電話や衣料品、テレビ、パソコンなどに関する苦情が最も多いという。

ネットショッピングの消費者の権益を守るため、国家工商総局は今年3月、経営者に対し、「消費者権益保護法」で定められた責任と義務を履行するよう促す制度を打ち出した。