知的財産ニュース 深セン市、知的財産権活動推進策を発布、5分野17施策

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深セン市の市場と品質監督管理委員会はこのほど、国の「体制改革深化、イノベーション駆動発展戦略実施加速に関する若干意見」の徹底を目指す推進策を作成し発布した。1. 知的財産権保護強化、2. 知的財産権と金融の結合、3. イノベーション効率、効果向上を促す知的財産権制度の整備、4. 知的財産権サービスシステムの改善、5. 知的財産権と標準戦略の融合――といった5分野の17施策を打ち出した。

深セン市は、国が指定した知的財産権モデル都市の一つである。ここ数年の研究開発費は世界先進水準に達しており、PCT国際特許出願や人口1万人あたりの特許保有件数などの指標は国内トップレベルにある。今回発表された推進策は、知的財産権の保護、運用、サービスなどに関する明確な目標を定めたもので、「知的財産権の優位性を狙う深セン市にとって重要な意義がある」と関係者が指摘した。