知的財産ニュース 浙江、江蘇、広東の裁判所、紡織品知的財産権に関する司法協力を強化

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浙江省紹興市柯橋区人民法院と江蘇省南通市通州区人民法院、広東省佛山市南海区人民法院はこのほど、3裁判所が確立した知的財産権司法保護協力体制に基づく第2回合同会議を紹興市で開催した。地域をまたぐ知的財産権保護の課題を議論し、知的財産権司法協力を一層強化して、司法当局として3地方の紡織品産業の健全的な発展を後押しすることが狙い。

2013年4月、3都市の知的財産権事件管轄権を有する裁判所は紡織品市場の知的財産権司法保護で協力を展開することで合意し、地域をまたぐ知的財産権司法保護の連合体を結成した。連合体が作成した、事件管轄、財産保全、証拠保全、調査委託、執行委託の5分野に関する協力活動細則は、地域をまたぐ知的財産権保護の難題解決で良い効果を収めている。

合同会議で参会者たちはこれまでの協力事業を回顧し、地域をまたぐ司法協力で紡織品市場の知的財産権保護水準が高まり、知的財産権裁判業務が確実に推進されたとの認識で一致した。