知的財産ニュース 入力方法に関わる専利権侵害で捜狗が百度を提訴、賠償金8000万元要求

2015年10月26日
出所: 中国知識産権資訊網

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中国の検索大手、捜狗(sogou)は、自社の開発した入力技術に関する専利権が侵害されたとして、同じく検索大手の百度(baidu)を相手取り、北京知識産権法院に総額8000万元の賠償金を求める訴訟を提起した。

捜狗は、「スーパー語彙集」、「インテリジェント連想入力」、「クラウド入力」、「インテリジェント削除」など8つの技術の専利権が百度の入力方法に侵害されていると主張。「入力技術分野で長年の研究を重ねた成果で、ユーザーエクスペリエンスを飛躍的に改善した」と、捜狗社責任者が指摘している。

今回の訴訟は、入力方法に関して捜狗が起こした初の争議ではない。2007年、グーグルはそのピンイン入力方法が捜狗の語彙集を盗用したと指摘され、その後、グーグルは権利侵害を認めて公開謝罪した。

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