知的財産ニュース 最高裁、知的財産権裁判業務の専門的手続きと規程を確立、整備へ

2015年2月27日
出所: 中国知識産権資訊網

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2月26日、最高人民法院(最高裁)は「人民法院改革の全面的深化に関する最高人民法院の意見」を発表した。当面進められている裁判所改革活動を指導する綱領であるこの「意見」は、知的財産権裁判所の設立を推進し、知的財産権事件の特徴と裁判業務のニーズを踏まえて知的財産権事件の裁判に適切な業務手続きと管轄制度、審理規程を確立、整備することを求めた。

「人民法院の第4期五カ年改革要綱」改正版でもある「意見」に、裁判所改革の全面的深化に関する総体的方針と5つの基本原則が掲げられている。中国特色のある社会主義的裁判権力運行体系の整備を中心に、裁判組織体系や司法管轄制度、裁判官職責履行、裁判権力運行、裁判所人事管理を含めた7方面の65件の司法改革施策が提起された。

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