知的財産ニュース 専利復審委員会と北京高裁、行政訴訟事件シンポジウムを開催

2015年9月11日
出所: 国家知識産権網

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このほど、国家知識産権局·専利復審委員会(審判部)と北京市高級人民法院(高裁)は北京で、専利(特許、実用新案、意匠)行政訴訟事件に関するシンポジウムを開催し、進歩性判断、機能的クレームの解釈などについて議論を交わした。専利復審委員会の葛樹·常務副主任と北京市高級人民法院·民事第三法廷の楊柏勇法廷長が出席した。

葛副主任は、進歩性判断に関して国家知識産権局が実施した研修や、審査官に対する要求を紹介した。機能的クレーム解釈について、行政審査と司法審査の規定、実務上の相違点により権利保護範囲には不確実性があると指摘し、意思疎通、交流をさらに強化しなければならないとの認識を示した。楊柏勇法廷長は、具体的な事例について議論し、業務交流を行うことは、法律の適用標準に対する双方の理解を深めることができると強調した。

双方はまた、意思疎通·交流メカニズムを構築し、不定期的に業務交流を行うことで合意した。

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