知的財産ニュース SAIC張茅局長がアリババの馬雲会長と会見、模倣品取締で協力へ

2015年2月2日
出所: 工商総局公式サイト

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30日、国家工商行政管理総局(SAIC)の張茅局長は、アリババグループの馬雲(ジャック·マー)会長と会見した。張局長は経済成長や就職促進などの分野において電子商取引が持つ重要な役割を肯定した上で、アリババが消費者の権利の保護や営業環境の浄化、企業としての自律の強化などの方面における努力を評価した。

張局長はまた、現在のネット上の取引プラットフォームにはまだいくつかの問題があると指摘した。SAICとして、電子商取引を監視する新たな枠組みを模索すべきとした。ネット管理を革新させ、交流メカニズムを作り、ネット経済の健全発展をよりよく規範し促進すべきだと強調した。

馬会長はこれに対し、中国のネット通販市場は新興市場で、急速な発展を続けているからこそ更なる規範化と健全化が必要となり、アリババは常に偽物の取り締まりに努めているとの認識を示した。これからは政府と連携し、さらに資金や技術面での投入を増やし、偽物問題の適切かつ効率的な解決に向け、積極的に協力することを約束した。

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