知的財産ニュース 申長雨局長、「米国大使知的財産権ラウンドテーブル」で基調演説

2015年9月16日
出所: 国家知識産権網

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9月14日、「イノベーション行動:特許と営業秘密」をテーマとした2015年度米国大使知的財産権ラウンドテーブルが北京で開催された。国家知識産権局(SIPO)申長雨局長が出席し、基調演説を行った。

申局長は、インターネットなどの新技術の飛躍的進歩に伴う知的財産権保護の新課題に対応するには、知的財産権分野の国際協力を強化し、優れたビジネス環境を構築する必要があり、これは各国の共通責任であると指摘した。また、中国政府は知的財産権法制度の整備を進め、知的財産権保護を一段と強化して、米国企業を含む国内外企業のために公平に競争できる、開放で透明な法制、市場環境を構築するよう努める方針で、SIPOとしては米国の関連部門との協力を深め、知的財産権国際ルールの改善をともに推し進めたいと話した。

マックス·ボーカス米国大使は演説の中で、中米の経済貿易関係を促進するうえで知的財産権が果たした重要な役割を強調し、双方が協力関係をさらに強化し、知的財産権保護の拡大でイノベーションを支えるよう期待を示した。

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