知的財産ニュース 国家知識産権局、クラウド特許審査システムを運用開始

ipshow_BID_5632.html

5月22日、国家知識産権局のクラウド特許審査システム（CPES）が正式運用を開始した。2013年6月に導入したクラウド特許審査試験システムの機能を改善し、アップグレードしたCPESは、世界の複数国の審査情報、公開文書を調べることができ、ユーザー間のコミュニケーションなどの機能も備える。

CPESは中国国家知識産権局、欧州特許庁、日本国特許庁、韓国特許庁、米国特許商標庁を含む16国の特許審査情報を、中国語や英語、日本語など9つの言語で提供する。システムの多言語翻訳ツールを利用すれば、中国語、日本語、英語、韓国語など12の言語間の相互翻訳が可能である。特許審査機関の間の審査能力の共有と、審査の質·効率の向上につながることが期待される。

CPESのホームページ·アドレス（URL）はhttps://www.cpes-sipo.net