知的財産ニュース 国家工商総局、上半期に悪意の商標先駆け登録5000件摘発、1.9倍増

2015年7月15日
出所: 国務院新聞弁公室

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7月15日、国家工商行政管理総局は記者会見を開き、今年上半期(1~6月)の市場監視管理活動の状況を説明した。全国の工商行政管理部門は上半期に市場競争妨害事件19万9000件を摘発し、前年同期比29.6%減尐した。前年同期の39.48%に比べて下げ幅は縮小した。

上半期の知的財産権侵害は依然深刻な状況にある。「反不正競争法」と「商標法」に基づいて摘発した知的財産権侵害事件は1万5000件で、市場競争妨害事件全体に占める割合は、前年同期の7.2%よりやや上昇した7.5%だった。この中で、悪意の商標先駆け登録事件は同1.9倍増の5000件に達し、特にアパレル、靴、帽子などの業界において先駆け登録が多発していることがわかった。

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