知的財産ニュース 中国の自動車販売台数が急増、国内ブランドのシェアは下落が続く

2014年3月11日
出所: 中国新聞網

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中国汽車工業協会(CAAM)が発表した2月の中国の自動車販売は前年同月比18.01%増加した。1~2月累計の生産販売は前年同期比二ケタの伸びを見せている。販売では、トヨタ自動車や米フォード·モーターなど海外勢が好調だった一方、中国ブランドのシェアは低下している。

CAAMの発表によると、1~2月の自動車生産台数は前年同期比11.38%増の368万8800台、販売台数は同10.73%増の375万2900台だった。うち乗用車の生産と販売台数はそれぞれ、11.85%増の304万9300台と11.33%増の315万9000台だった。

CAAMの董揚·常務副会長兼秘書長は、この結果に満足していると述べたが、海外ブランドに比べて国内ブランドの成績が振るわなかった点を強調した。国内ブランドの市場シェアは22.5%(昨年同期30%前後)に低下した。

董氏は「昨年9月以降、国内ブランドのシェアは下落が続いており、注視すべきである。国内ブランドの競争力は依然として弱い」と述べた。

中国汽車工業協会は上海汽車や第一汽車集団など中国の大手メーカーが加盟しており、これまで中国自動車業界における外資規制の緩和に反対する姿勢を示した。

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