知的財産ニュース 広東、LED国際特許が2万件超 コア技術不足

2014年7月28日
出所: 中国知識産権資訊網

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広東省のLEDに関する国際特許が2万件を超えており、全国の約3割を占める。7月25日、広州市で開催された「LED企業知的財産権管理とイノベーション戦略サミット」に出席した、広東省知識産権局の袁有楼副局長が明らかにした。

袁副局長によると、LED分野の世界の特許件数が約34万件、中国がその5分の1の約7万件を有している。中国のLED大省である広東省は、全国の3割にあたる2万件以上を抱えており、産業規模が全国の70%に達している。一方、「中国の特許出願は約7割が応用分野に関するもので、コア技術の50%以上が外国企業に保有されている」と袁副局長が指摘した。

広東省半導体照明産業連合イノベーションセンターがこのほど発表した「LED特許趨勢分析報告書」によると、今年5月末までに海外企業が国内LED企業を相手取って提起した訴訟が20件以上もあった。コア技術不足という問題が国内企業の海外進出を制限する足かせとなっている。

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