知的財産ニュース 2012年著作権産業の付加価値が3兆5000億元、GDPの6.87%に

2014年12月24日
出所: 中国知識産権資訊網

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12月24日、国家版権局と中国新聞出版研究院は北京で、「2012年中国著作権産業経済貢献報告書」を共同で発表した。「報告書」によると、2012年、中国の著作権産業の付加価値が3兆5674億人民元で、国内総生産(GDP)の6.87%を占め、国民経済への寄与度が安定的に増加していることがわかった。

中国新聞出版研究院の魏玉山院長は、「著作権産業は経済成長促進、雇用創出、貿易拡大などで重要な役割を果たしており、特に核心著作権産業の寄与度が大きい」との認識を示した。昨年、ソフトウェア·データベースと報道·出版、放送·映画、文化芸術などを含む核心著作権産業の付加価値は初めて2兆元の大台を突破した2兆590億元で、著作権産業全体の54.43%を占め、2008年より1兆元以上伸ばした。また、2012年の著作権産業の従業員数は1246万4800人、前年より5.67%増加し、著作権関連商品の輸出額は、税関が統計した商品輸出総額の14.45%にあたる2960億ドルで、前年より100億ドル、3.15%増加した。

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