知的財産ニュース 中興通訊がLTE研究開発に注力、4G特許数が世界の13%に

2014年3月27日
出所: 中国知識産権資訊網

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中国大手通信機器メーカーの中興通訊(ZTE)は第4世代移動通信システム「LTE」の研究開発に注力している。欧州電気通信標準化協会(ETSI)の統計によると、ZTEが保有する4G特許が世界の13%に達し、2010年の8%より5%増加した。特許シェアの拡大で国内通信機器メーカーの競争力の向上が見込まれる。

世界知的所有権機関(WIPO)の統計によると、ZTEは昨年、2309件のPCT特許出願で国内企業1位、世界企業2位の座を奪った。過去2年間にZTEは数件の特許関連訴訟に勝訴しており、4G分野で数多くの特許を抱えることが勝訴の鍵だったと業界関係者が分析している。

4G時代の到来に伴い、ZTEやファーウェイ、大唐をはじめとする国内メーカーが保有する特許は質も数も大幅な改善がみられた。長期的には、市場における地位と競争力の向上につながることが予想される。

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