知的財産ニュース 維信諾がOLED高解像度技術を開発、量産化向け堅固な基礎を

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国内OLED（発光ダイオードの一種）大手の維信諾はこのほど、解像度570ppiのOLEDピクセル配列技術を発表した。中国のAMOLED（表示素子にOLEDを利用する有機ELディスプレイの一種）が高解像度技術で世界トップ水準に達し、量産化および広範な活用に向け堅固な基礎を築いたことを意味する。人民日報が伝えた。

同社は10数年にわたり、産業化を目標にOLEDコア技術の研究開発に専念している。2013年に建設が始まったAMOLED量産ラインは、今年中に完成し、量産化を実現する見通し。同社が開発し、国内外で特許を出願した解像度570ppiピクセル配列技術は、すでに4.3インチAMOLEDディスプレイでの検証を終え、現在は商品化に向けた技術の導入を進めている。