知的財産ニュース レノボ、モバイル関連の特許21件を1億米ドルで取得へ

ipshow_BID_4831.html

PC世界大手の聯想集団（レノボ）は20日、携帯向け無線技術企業の米アンワイヤード·プラネット（Unwired Planet）が保有する特許21件を、1億米ドルで購入すると明らかにした。海外メディアが伝えた。

レノボが取得するのは、第3世代通信規格（3G）、次世代型高速通信企画のロング·ターム·エボリューション（LTE）、関連通信技術に関する特許。このほかに移動通信設備の基本設計の特許、技術をインストールし駆動させる権利など、アンワイヤードが保有する知的財産権に関して、数年間の使用権を同時に取得する。レノボは現金でこれらを買収し、取引は30日以内に完成する見込み。

レノボの法務アドバイザー、Jay Clemens氏は今回の投資について、レノボの現在の特許製品をさらに充実できるほか、新興市場に向けた研究開発を促進し、スマートフォンとモバイルPCPlus業務の開拓にも助力できるとしている。