知的財産ニュース 中国の比亜迪、シンガポール研究機構と無人走行型EVの研究開発で提携

2014年2月10日
出所: 網易新聞

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中国自動車·電池大手の比亜迪(BYD)はこのほど、シンガポール科学技術研究庁(ASTAR)傘下の情報通信研究所(I2R)と、無人自律走行型の電気自動車(EV)の共同開発に乗り出すと発表した。

共同開発協定によれば、双方はインテリジェントEVおよび関連システムを連携して開発し、シンガポールで試用する。車両はBYDの電気自動車を利用する。試験に使う台数は100台以上で、車両にセンサーを取り付け、シンガポールの交通規則、道路環境において運転手がどのような運転判断を下すかのあらゆるシナリオを作り、自動の運転技術、車両管理システムを開発する。

充電電池·自動車メーカーのBYDには電気自動車の生産製造分野で技術的優勢を持っている一方、I2Rは情報システム、通信システム、自律型自動車(AV)などの技術分野で豊富な経験を抱える。双方それぞれの技術力を活用し、次世代のインテリジェントEVを作り出す構えだ。また、シンガポールは陸地面積716平方キロ、道路網が密集し、電気自動車の発展に適する。

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